クリスマス会の歌

子どものクリスマス会で歌う簡単な歌と手遊び|年齢別の選び方と5分でできる流れ(2歳〜小学生)

 文:GOLDEN AGE PROGRAM 編集部/監修:たーなー先生(田中直人)

「クリスマス会で子どもたちと何を歌おう?」――保育園・幼稚園の先生、子ども会の係、おうちでパーティーをする保護者の方へ。子どもが楽しく歌える曲の選び方と、楽器がなくてもできる手遊び、当日5分でできる流れをまとめました。

【答え】子どものクリスマス会の歌は、次の3つで選ぶと失敗しません。

  1. くり返しが多い曲(「ジングルベル」のサビのように、同じ言葉が何度も出てくる)
  2. 音の上がり下がりが少ない曲(高い音が続かない)
  3. 手の動きをつけやすい曲(鈴を鳴らす・手をたたく・指で数える)

迷ったら「ジングルベル」から。2〜3歳は手拍子と「ベル」の所だけ一緒に、4〜5歳は全部、小学生は英語の歌詞やパート分けにも挑戦できます。当日は「声の準備1分→手遊び1分→歌2分→みんなで1分」の5分で組むと、小さい子も最後まで楽しめます。

年齢別:クリスマス会で歌いやすい簡単な歌

クリスマス会の歌、年齢でこう選ぶ2〜3くり返しの言葉サビだけ一緒に手拍子でOK4〜5動きをつけて鈴・鼻・走るまね全部歌ってみる小学生ちょっと挑戦英語の歌詞追いかけて歌う年齢は目安。楽しめているかがいちばん大事
年齢の目安歌いやすい曲の例ポイント
2〜3歳ジングルベル(サビだけ)、きらきら星(クリスマスの飾りを見ながら)全部歌えなくてOK。くり返しの言葉と手拍子だけ一緒に
4〜5歳ジングルベル、あわてんぼうのサンタクロース、赤鼻のトナカイ動き(鈴・鼻・走るまね)をつけると歌詞も覚えやすい
小学生サンタが町にやってくる、We Wish You a Merry Christmas(英語)、きよしこの夜英語の歌詞、2つのグループで追いかけて歌う、ゆっくりの曲で声をそろえる

年齢は目安です。その子・その集団が楽しめているかを一番に。曲はどれも定番のクリスマスソングで、歌詞は絵本や楽譜集などでご覧いただけます。

子どもの声は、大人より高い音が楽に出る一方で、低すぎる音は出しにくいことがあります。大人が歌いやすい高さで始めると、子どもには低すぎて声が小さくなりがちです。キーボードやアプリでキーを少し上げて、子どもが「よく通る声」で歌える高さを探してみてください。子どもの歌声の育て方は「子どもの歌声を育てるために」で紹介しています。

楽器なしでできるクリスマスの手遊び3つ

特別な道具がなくても、手と声だけでできる遊びです。

① 「ベル」の所で鈴を鳴らすまね(2歳から)

「ジングルベル」の「ベル」の言葉が来たら、両手を顔の横で小さく振って、鈴を鳴らすまねをします。言葉を待つことで、自然に歌をよく聞くようになります。

② サンタさんの指かぞえ(3歳から)

大人が「サンタさんが、1人、2人…」と指を1本ずつ立てていき、5人そろったら両手を上げて「メリークリスマス!」。数の遊びと声出しが一緒にできます。慣れたら、子どもが数える役に。

③ トナカイの足音リズム(4歳から)

ひざを手でたたいて、トナカイの足音を作ります。「パカ・パカ」はゆっくり、「パカパカパカパカ」は速く。大人が言った速さに合わせてたたき、「止まれ!」で止まります。手拍子のリズム遊びの続きは「家でできるリズム遊び」に。

楽器なしでできる手遊び3つ① 鈴のまね「ベル」で手を振る2歳から② 指かぞえサンタさん1人、2人…3歳から③ トナカイの足音ひざで「パカ・パカ」4歳から

歌う前の1分で、声が出やすくなる

子どもたちが恥ずかしがって声が小さいときは、歌う前の「声の準備」が効きます。

  • あくびのまね(10秒):大きく口を開けて「ふわぁ〜」。のどが開いて、声の通り道が広くなります。
  • おばけの声(10秒):「ほ〜」と高い声から低い声へ、すべり台のように下ろす。高い声も無理なく出るようになります。
  • サンタさんの笑い声(10秒):「ホッ・ホッ・ホー!」とおなかから3回。おなかが動く感じがつかめます。
  • 最後に、全員で大きく息を吸って「メリークリスマス!」(10秒)

大きな声を出させようと「もっと大きく!」と言うより、笑いながら準備をするほうが、子どもの声は自然に大きくなります。

5分でできるクリスマス会の歌の時間(流れ)

クリスマス会の歌の時間(5分)声の準備1分手遊び1分歌(ジングルベル)2分みんなで1分飽きてきたら手遊びに戻ってOK。「楽しかった」で終わるのがコツ
時間やること大人の声かけの例
1分声の準備(あくび・おばけの声・ホッホッホー)「サンタさんに聞こえるように準備しよう」
1分手遊び(②サンタさんの指かぞえ)「サンタさん、何人来るかな?」
2分歌(ジングルベル。ベルの所で鈴のまね)「ベルが来たら、鈴を鳴らしてね」
1分みんなで(③トナカイの足音で速く→止まる→「メリークリスマス!」)「最後はトナカイさんで終わろう」

5分の後、もっと歌いたい子が多ければ、2曲目を足します。逆に飽きてきたら、歌の途中でも手遊びに戻って大丈夫。「楽しかった」で終わることが、次の歌の時間につながります。

英語のクリスマスソングにも挑戦(小学生〜)

「We Wish You a Merry Christmas」は、同じ言葉のくり返しが多く、英語にふれる最初の1曲に向いています。最初は「メリークリスマス」の所だけ英語で、慣れたら全部。歌で英語にふれるコツは「歌で英語にふれる」にまとめています。

よくある質問

2歳の子もクリスマス会で歌えますか?

全部を歌えなくても大丈夫です。くり返しの言葉や「ベル」の所だけ一緒に声を出したり、手拍子をしたりするだけで、十分に参加できます。

子どもが恥ずかしがって歌いません。

無理に歌わせず、まず手遊びや「ホッ・ホッ・ホー」の笑い声から始めてください。体が動くと、声も自然に出てきます。

ピアノが弾けなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。手拍子と声だけでも楽しめます。音源を使う場合は、子どもが歌いやすい高さ(大人には少し高いくらい)を選んでください。

保育園・幼稚園や学校のクリスマス会で、歌の時間を一緒に作ってもらえますか?

GOLDEN AGE PROGRAMでは、園や学校での導入のご相談を受けています。人数・年齢・時間を伺って、進め方をご提案します(日程や内容はお問い合わせのあとにご相談)。

家族だけのクリスマスでもできますか?

できます。5分の流れは、親子2人でもそのまま使えます。きょうだいがいる場合は、上の子に「指かぞえ」の出題役をお願いすると盛り上がります。